実験報告ありがとうございます
( 感激です! )
■20校から実験レポートが届きました!
□集計表(注:お送りした体験セットの内容や時期によって、少しずつ質問項目を変えています。)
@紙縒りの難度 普通(9) 難しい(7) 簡単(0)
A縒りやすい和紙 青:雁皮(7) 同じ(6) 赤:三椏(5)
B火球のできやすい炭粉 木炭(7) 活性炭(5) 麻炭(4) 同じ(4)
C大きな松葉火花 出せた(11) 出せなかった(4) どちらとも(1)
□和歌山県立紀の川高等学校定時制 1年生 と T.T先生(県立桐蔭中学校から異動されたそうです)から
○1年生2名と2時間(90分)楽しみながら作ってみました。翌週には「もう1回やろう」と好印象だったのもうれしかったです。夜の授業なので、きれいな火花をみることができました。巡視中の先生からタバコを吸っていると勘違いされて注意されるハプニングもありました。また、今度も行いたい授業でした。ありがとうございました。( 50年以上前の話ですが、国産線香花火復活のきっかけとなる古伝配合比を研究したのは、都立新宿高校定時制の物理部の皆さんです )
□群馬大学教育学部附属中学校 1年生 RGC.GF君 とS先生から
○3回中2回火花が出せてうれしかった。2回とも大きな火球ができ、きれいにパチパチしていた。とても楽しかった。
○2回も火花や火球が出せてうれしかったし、楽しく実験できた。火花がキレイに出せたので良かった。
○2回失敗してしまいました。もう少し材料の分量を考えられたらよかったと思います。でも、楽しくできました。
□東京都成城学園中学校 理科クラブ(2年生)KOBAMA君から
○適量の配合比が出来るまで時間がかかったものの、出来てからは楽しかった。木炭では火花がよく出て、難易度の高い松煙を配合した花火にも成功し大きな松葉火花が出来たので面白かった。非常に勉強になりました。( さすが、理科クラブ。がんばりましたね。大きな松葉火花成功おめでとう!)
□福岡県太宰府市立太宰府東中学校 1年生さん と 先生から
○火薬を使わずに実験できるところがよい。○こよりを作るのが難しかったけど、松葉火花ができたときは感動した。○成功したときのうれしさが何とも言えない。○おもしろかった。○成功体験に至るには何度かくり返し実験しなれる必要性を感じた。(先生)( たくさんの感想をありがとうございます )
□栃木県立佐野高等学校附属中学校 理科サークル(3年生)さんから
○とても楽しかったです。最初は失敗も多かったけれど、だんだん火花が散るようになりうれしかったです。紙をよる前はフニャフニャにならないようにするのがポイントだと思います。また、混ぜる時は、紙コップなどの大きい容器より、小さくて中がツルツルしている容器の方が上手に混ぜることができました。
( 具体的なアドバイスですね。ありがとうございます。 )
□岡山県倉敷市立多津見中学校 1年生 と N先生から
○生徒は線香花火をイメージしていたようです。松煙では火の玉はできましたが、元気な火花は出ませんでした。( 和剤の改善を行います )
□滋賀県大津市立瀬田北中学校 科学部(2年生)さんから
○よりは得意な人と苦手な人がいて、でき具合に差があった。火球のできやすさでは麻炭だったが、火花の多く出たのは活性炭だった。火薬なしで花火が作れるとは思ってもみなかった。こよりをよるのが少し難しかったが、練習したらできるようになった。( 科学部らしい具体的なレポートをありがとうございます )
□奈良県帝塚山中学校理科部実験班 3年生さん から
○5回中2回火球ができた。調合が難しかった。松煙を入れた方が火球が大きかった。。赤の紙はやわらか過ぎて縒りにくかった。しかし、成功したのはどちらも赤の紙だった。( 詳細な結果をありがとうございました。)
□北海道釧路市立春採中学校 3年生 と M先生 から
○市販の線香花火のようには、なかなかなりませんでした。こよりの作り方などを含め、現代の子供達にとっては「ものをつくる」というプロセスが良い経験であると感じます。うまくいかないことで、その分、花火職人の方々の技術の高さを想像して、生徒と話すことができました。ありがとうございました。( 貴重なコメントありがとうございました。もう少しわかりやすくなるようにマニュアルを工夫したいと思います。 )
□群馬県伊勢崎市立赤堀中学校 1年・2年さん から
○火花が数名出ましたが、出てない人も多く、少し残念がっていました。出たものと見て、楽しそうにしていたのが良かったと思いました。中に入れる火薬の量によって、上の方までかなり速く燃え上がってしまったので、次回やるときには十分に注意させたいと思いました。( 文面から先生のコメントと思われます。なお、この和剤は非火薬です。念のため )
□広島県三原市立幸崎中学校 2年生 M先生 から
○私も以前に線香花火を生徒と一緒に作ったことがあります。静かに筆で混ぜるあたりは大変緊張感がありました。点火する瞬間と、火がついて燃えている時の子どもの目の色が輝いて見えたのも花火の映ったせいではないと思います。この実験は子どもが説明し、子どもがワークシートを作りました。
□長野県中野市立豊田中学校 1年キラさんと3年W7さん から
○普段作らない花火を作り、失敗する事も何回かあったけど、最後まで楽しく作れてよかった。
○松葉花火を作ってみて科学の発展を身を持って感じました。( ペンネーム間違っていたらごめんね )
□宮城県七ヶ浜町立七ヶ浜中学校 科学部(2年生)6名さん から
○最初「火薬を使わない花火」と聞いてどういうものだろうと思ったが、やってみてとてもおもしろかった。また、ぜひやってみたい実験だと思う。
こよりの縒り方のFがわかりにくかったです。 ( ありがとう改良します。また作りたくなったら、先生にメールをお願いしてくださいね。 )
□岡山県立岡山操山中学校 O先生 から
冬休みに生徒5名と実施しましたが、きれいな花火を作ろうと試行錯誤しながら生徒は一生懸命に作っていました。最初うまくよれなかった生徒も少しずつ上達してきました。モニター報告は「なんとなくこんな感じ…」という程度でそれほど大きな差は感じませんでした。いい機会をありがとうございました。( こちらこそ実施していただきまして、ありがとうございました。)
□大阪市立新北島中学校 科学部(1年生)さん から
○作った線香花火を燃やすと、意外と時間差で変化があってびっくりしました。( よかったら研究してみてください! )
□山口県防府市立桑山中学校 科学部顧問 M先生 から
○伝統体験セット、受け取りました。おもしろい活動をされていると興味を持っています。うちの生徒にやらせてみたいと思います。文面やホームページを拝見する限りでは、おとなしい化学反応のようですね。これから気温がどんどん下がっていきますので、反応が心配です。( 実は湿気をきらう和剤なので、空気が乾燥してくる冬場の方が大きな火花が出やすくなります )
○私も昨年度武田財団の奨励金を頂きました。かなり自由に使えるお金なので重宝しています。 ( 同感です。中学校理科担当の先生はぜひ挑戦してみてください。)
□千葉県千葉日本大学第一中高等学校 化学部(中1〜高2)さん と 化学部顧問 W先生 から
○火薬を使ったものに比べて成功率が低くなるので、その分、より慎重に操作しようとしていました。成功するときれいな火花ができるので、その時は部員皆
が声を上げて喜んでいました。貴重な経験をさせていただきました。( 素晴らしい部活動ですね。がんばってください! )
□熊本県立宇土中学校 科学部(2年生)さん から
○説明のDの火球ができたら…のところがわかりづらかったので、場所を最後の方に変えてほしい ( ありがとう!改良します )
○貴重な体験をありがとうございました。また、よろしくおねがいします。他学年の人もやりたいと言っていました。( 先生にメールをお願いしてくださいね )
□新潟県十日町市立中里中学校 中3女さん と 理科主任 F先生 から
◎感想:自分達で線香花火が作れて楽しかったです。ありがとうございました。
○大変珍しい教材をお送りいただきありがとうございました。 ( 喜んでいただけて感謝です )
□岩手県釜石市立釜石東中学校 S先生
○本校に体験教材が届きました。1名の生徒ですが、試験的に取り組む予定でおります。 昨年度は他校の一部を間借りして学校生活を送っておりましたが、今年度は仮設ではありますが、校舎ができ、全国・世界からのご支援により学校を運営できていることに感謝の気持ちでいっぱいです。今後ともよろしくお願いいたします。 ( 早速のメールをありがとうございました )