予備実験セットの紹介

1 火花の出方が違う3種類の炭粉

◎「炭酸カリウム+硫黄+炭粉」で、このような火花が出ます

○「木炭粉」は小さく破裂する火花が、「活性炭粉」は破裂しない火花がかなり出ます。「麻炭粉」はあまり火花を出しません。

2 大きな火花の素 5種類の『松煙』
◎和剤にすす『松煙』を加えることで、大きな火花”松葉火花”を出すことができます。

○大きな火花「松葉火花」の素は「松煙」(松を燃やした時に出る「すす」)です。伝統的な線香花火は、赤松の根を燃やした「松煙」を使っていたそうですが、現在ではほとんどの工房が廃業しており、入手は極めて困難です。

○テレピン油を燃やして、「松煙」を自作する方法もありますが、ものすごい黒煙が出ることや後始末が大変な上、大きな松葉火花が出にくい「松煙」なので、お勧めしません。

※大きな松葉火花を出せるドイツ製(サッカーの香川選手がいたドルトムントのスポンサーエボニック社製)のカーボンブラック(工業用すす)を含む、5種類の『松煙』をお送りします。

3 2種類の和紙(仮名用半紙)



○両手を使って紙をきれいに縒(よ)る作業は、慣れていないとかなり至難の業です。初めての方向けに、右手だけで縒る方法も紹介しています。

※薄手で縒りやすく破れにくい2種類の仮名用半紙(雁皮製・三椏製和紙)を用意しました。 

※縒りを簡単にするため、和紙の長さは通常の半分です。燃え上がりにくい和剤ですが、着火する時はやけどをしないように、割り箸等で挟むなど、直接手では持たないようにしてください

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