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○この夏、この非火薬線香花火を実験された方々の実験レポートです。
※夏の湿気に極めて弱い和剤であることが判明しました。予備実験を行ってきた冬場では、問題がなかったのですが…
□水都江戸文化遺産塾 実行委員会のみなさん
・火花は出ませんでしたが、火球まではできました。学生に戻った気分で楽しかったです。理科に詳しい先生のご指導のもと、やると楽しいものなんでしょうね。それぞれの試薬の性質の違いなど、もう少し詳細に解説書が書かれているといいなと思いました。
□サイエイLab大宮校 F先生
・夏の実験教室で小4〜小6(一部中学生)を対象に行いましたが、意外にも(?)上手にできた生徒が多くおりました。実は私も、紙縒りはできたのですが初めは線香が出ませんでした。(3回目には何とかそれなりにできました) できた生徒も、上手くいかなかった生徒も、みな目を輝かせてのぞんでくれたので、取り組んだ甲斐がありました。
・手探りで始めてみました。スチロール棒瓶を利用したのですが、2日目からは乳鉢で混ぜ合わせました。成功率が上がってきました。また、1回の授業の人数が10名弱で複数回行いましたので、後半は我々も手際よく指導できたかと思います。
□葛飾区立綾瀬中学校 W先生
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さっそく科学部の生徒といっしょにやってみました。
最初、線香花火ができてみんな喜んでいたのですが、2回目以降10回ほどやってみたのですがうまくいきませんでした。
炭酸カリウムが吸湿してしまったからもしれません。
また再度試してみたいと思います。
□神奈川県立大和高等学校 K先生
・材料の豊富さに驚きつつ早速予備実験を行いました。(理科やその他の科目の教員で行いました。)予備実験のまとめとして、湿気対策と実験の時間短縮を図り、生徒対象に取り組んでいこうと思います。以下に予備実験の状況。
@炭酸カリウムは微細粉末を使いました。湿気がひどく、計っている間に潮解が始まり、すぐにだまになりました。
A炭酸カリウム、木炭、濡羽色油烟をはかりとり、乳鉢で静かにダマを潰しながら均一にしました。
B和紙は個人により、好みがありましたが比較的、三椏のほうがよりやすかったように思います。
C点火の結果は、半分が成功でした。綺麗な松葉火花は大人もは魅了しました。
Dトータルの時間が90分かかりました。
□町田市 Aさん
(興味のある子どもたち(小学校高学年)を相手に、「かがく部!」と称して、実験を体験させています)
・夏休み最後の今日、5年生の息子と一緒に作ることができました!もう少し季節のよい時に、大人が見守れば、小学校高学年でも作れますね。
是非、秋に子どもたち集めてやってみたいと思います。といいつつ、大人がはまりますね^^。 ブログに載せさせていただきました。拙いですが、よろしければご覧ください。
http://homeopathy-momo.blog.so-net.ne.jp/2013-08-31